はるなの人生探検記
大人になっても親に素直になれない理由と、私なりの向き合い方

大人になっても親に素直になれない理由と、私なりの向き合い方

こんな気持ち、ありませんか?

「大人になっても親にありがとうって言えない」

「感謝しているのに、素直に言葉にできない」

「なぜ自分だけこんなに親との距離を感じるんだろう」

結論から言うと、私も全く同じ悩みを持っています。

この記事では私自身の経験をもとに、「親に素直になれない」という感情の正体と、私なりに見つけた向き合い方をご紹介します。

はじめに——私はこんな人間です


はじめに——私はこんな人間です

近くの海に潮干狩りに行ったときの写真

私は4人兄弟の長女で、好奇心旺盛な性格から高校生のころから海外留学を経験してきました。

今はIT企業でエンジニアとして働いています。

趣味はジョギング・ハイキング・旅行で、好きな映画はハリーポッターです。

実家には月2回〜週1回ほど帰っていて、彼氏と同棲する前は母や妹とよくハイキングにも行っていました。

家族仲は普通に良いほうだと思いますし、家族が好きです。

ただ、父とはプライベートな話をほとんどしません。

今思えば不思議ですよね——これについても後で深掘りします。

7年間でそれぞれに1回しか「ありがとう」を言っていない


大人になってから親に面と向かって「ありがとう」と言ったのは、次の2回だけです。

  • 父に泣きながら「大学院で勉強させてくれてありがとう」と直接伝えた

  • 母には数ヶ月前にLINEで「今の私に育ててくれてありがとう」と送った

7年間でそれぞれ1回ずつ——これって普通なのかな、と気になり始めました。

スタバで気づいた「ありがとうが足りない」という感覚


ある日、ひとりでスターバックスに行ったとき、レジに母にそっくりな後ろ姿の人がいました。疲れた様子のその人を見て、ふとこんな気持ちが湧いてきました。

"私の親も、私たちのために毎日頑張っているのに——ありがとうって、ちゃんと言えているだろうか?"

彼氏や友達には自由に気持ちを伝えられるのに、なぜ親にはこんなに難しいんだろう、と考え込みました。

私が伝えたい「ありがとう」は、物をもらったときの感謝とは違います。

  • 私たちを育ててくれてありがとう

  • 育てるために働いてくれてありがとう

  • まともな人間になれる環境を作ってくれてありがとう

こういう、大きくて、でも言葉にしにくい感謝です。

コミュニケーションは私の大切にしていること


私にはイタリア人の彼氏がいて、お互いにコミュニケーションをとても大切にしています。

文化の壁もあるので「言葉にしないと伝わらない」という前提で、思ったことをその都度伝えるようにしています。

溜め込まないから後悔がなく、とっても気持ちが楽です。

「ありがとう」も「好き」も、毎日自然に言い合えています。

何か問題があればその場で話し合うのも習慣になっています。

この環境は最初からあったものではなく、小さな積み重ねの結果です。

でも親に対しては、いまだにこれができていなくて——それがなんだか引っかかっています。

私の考えを変えた経験①——スペイン留学で見た家族の距離感


家族との関係を客観的に見るようになったきっかけは、大学時代のスペイン留学です。

現地の友人たちの家族との接し方が、日本の感覚とは全然違いました。

  • 大学生でも週1〜2回は家族とビデオ通話して近況を報告する

  • 週末に家族でご飯を食べる予定が定期的にあり、それを大切にしている

  • 家族のことを謙遜したり悪く言ったりしない(日本でいう「うちのバカ息子が」みたいな表現がない)

  • 男性でも母親とハグやキスをするのが普通

スペイン人にも家族ゆえの悩みはあるでしょうが、「家族を大切にしているのが目に見えてわかりやすい」と感じました。

帰国後は、もっと家族とコミュニケーションを取ろうと意識するようになりました。

父と母と阿蘇の大観峰に朝日を見に行ったり、母に近況報告の電話をかけたり。

以前の私では考えられなかったことです。

私の考えを変えた経験②——イタリア人彼氏の家族を見て


私の考えを変えた経験②——イタリア人彼氏の家族を見て

彼氏からある日、「なぜお父さんとはあまり話さないの?」と聞かれました。

彼は両親に電話するとき、いつも3人同時につないで話しています。彼にとっては、それが普通なのです。

その言葉をきっかけに、なぜ私は父とプライベートな話をしないのかを考えてみました。

  • 父からそういう質問をされた記憶がない

  • 母が父とそういう話をしているのを見たことがない

  • 父は仕事で大変そうだから、私の悩みなんてどうでもいいだろうと思っていた

  • 話しても理解してもらえないかもしれないという不安

未知なことが多すぎて、怖いのかもしれません。

長年同じ家で暮らしたはずなのに、小さな話の積み重ねがなかったから、信頼関係が十分に築けていないのだと気づきました。

「親を人間として見る」ということ


彼氏の家族を見ていてもうひとつ気づいたのは、彼らが「親子」というより「人と人」として普通に関わり合っているということです。

親の好きなもの、趣味、悩み、最近あった出来事——友達や彼氏のことは知っているのに、私は親のことをよく知らないことに気づきました。

先生が生徒に何かを教えるように、「親は私を育てる役割の人」というフレームで見てしまっていて、ひとりの人間として見ることに慣れていないような気がします。

私の現在の考え——できることをやっていけばいい


私の現在の考え——できることをやっていけばいい

母と寺に行ったときの写真

いろいろ考えてみて、最終的にたどり着いたのはシンプルな結論です。

もし私が親だったら、子どもが好きなことをして幸せでいることが一番うれしいと思います。

だから、機会があるたびに何かしてあげたり、感謝を伝えるようにしよう——常に感謝の気持ちを持っているだけでも、十分なのではないか、と。

また、日本には「恩」という概念がありますが、正直あまり好きではありません。

子どものうちに受けた「恩」を、大人になってから返さないといけない——なんだか、知らないうちに契約させられているみたいで、腑に落ちないんです。

感謝の気持ちは持っているし、親のことも尊敬しています。それで十分だと思うようにしました。

私は責任感が強い方ですが、背負い込みすぎると苦しくなって、人にも優しくできなくなります。

まずは自分を大切にして、人に分け与える余裕を作ることのほうが大事だと思っています。


親への感謝を素直に言えなくても、あなたはおかしくない。

感謝の気持ちを持ち続けながら、できることを少しずつやっていく——それで十分だと、私は思っています。

この記事の著者HarunaHaruna26歳女会社員です。 英語と初級スペイン語が話せます。 好きなことは、ハイキング、ジョギング、スポーツ、サイクリング、料理、旅行たまに読書です。 私の三大特徴は、1)好奇心旺盛、2)個性を尊重、3)変化を楽しむです。 このブログでは、私の人生の出来事を記録、考えなどを発信していきます。 将来は、全ての人が生きやすい社会を作ることに貢献したいです。
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